離婚に関して

近年、離婚率は年々増加傾向にあります。もし今離婚を考えているのであれば離婚を選択することは決して稀なことではありません。また、熟年離婚についても年々増加傾向にありますので、今後団塊の世代の離婚が増えればさらに増加すると予想されます。また婚姻期間が長い夫婦の離婚が増えており、熟年離婚の数は数字上でも確認されています。また離婚率では10代、20代が増加しています。
離婚動機としては「性格の不一致」が一番多いのですが、男女共に異性関係が上位にあります。
身近に離婚経験がある方がおられると思いますが、数人に一人は離婚原因が異性関係であったりするのです。
知人から離婚した原因を聞かれた際、表向きは「性格の不一致です。」と答えますがその実、異性関係で悩んで離婚しているのです。離婚した方は体裁を気にして言わないのです…。
よって浮気で悩んでの離婚は決して珍しいことではないのです。正確には「性格がお互い合わないので浮気して異性関係が原因で離婚した。」というのが本音だといえます。
男性 | ||
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1位 | 性格の不一致 | 63.2% |
2位 | 異性関係 | 19.3% |
3位 | 家族親族と折り合いが悪い | 17.6% |
4位 | 異常性格 | 14.5% |
5位 | 精神的に虐待する | 11.6% |
女性 | ||
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1位 | 性格の不一致 | 46.2% |
2位 | 暴力を振るう | 30.8% |
3位 | 異性関係 | 27.5% |
4位 | 精神的に虐待する | 23.0% |
5位 | 生活費を渡さない | 22.0% |
ここ10年間で離婚の方法も協議離婚だけでなく、お互い条件が折り合わないなどの為、調停離婚、審判離婚、裁判離婚もあわせて増えてきています。
婚姻総数 | 離婚総数 | 協議離婚 | 調停離婚 | 審判離婚 | 裁判離婚 | |
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平成2年 | 722,138 | 115,608 | 142,623 | 13,317 | 44 | 1,624 |
平成13年 | 757,331 | 289,936 | 264,430 | 22,846 | 74 | 2,486 |
もし近い将来あなたが離婚を考えているのであれば離婚時の条件などをどうしたら「有利に展開できるのか」を学んでおく必要があります。